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柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.291 ストーリーを持って話そう!

海辺でサザエのつぼ焼きが美味しい季節になりました。
週末にちょっと足を伸ばして海辺に出かけてみてはいかがでしょう。


さて、先週の「おまけー3」でメルマガの休刊のことを書きましたところ、
多くの方から「続けてちょ」という返信をいただきました。
ありがたいことです。


が、ちょっと考えるところありまして、少し充電しようかと思っています。
このメルマガをいれて後9回で300号。
そうなりましたら、お休みさせてください。
その代わりと言ってはなんですが、過去の集大成的な書籍の企画を練っています。
年明けくらいには出したいと思っています。


今日のテーマは、"ストーリーをもって話す"です。
これがないと言いたい事が伝わりません。


「伝える」ではなく「伝わる」。


これまでも、このメルマガの中で何度も書いてきましたし、
(CCCの社員の方であれば百万回くらい言われていると思いますが)
自分が知っていることや調べたことを「伝える」プレゼンテーションだと
「伝わり」ません。


たまたま、同じ思考回路のヒトがいた場合とか、話し方が超魅力的であるとか、
そもそもプレゼンターの存在そのものが魅力的(興味がある)場合は例外です。


例えば、死亡したはずのマイケル・ジャクソンが熱海に出現して、
大霊界で(故)丹波哲郎さんにお会いした話をする、なんてことがあると、
これは、そのこと自体に興味があるので、どんなにつまらない内容でも、
みんな耳を傾けるはずです。


事実や調査結果などの情報を丁寧に説明しても、
それ一つ一つに対する感想や気づきはあっても、
全体として伝えたいメッセージはなかなか伝わりません。


これも前に書きましたが、
意思決定者にとって必要な情報の流れは以下になります。


・そもそも、何が問題か?(背景は?)

・何を決めなれければならないのか?

・意思決定にあたっての論点は何か?

・オプションは何か?・提案者の意思は何か?



このストーリーで語ることで、意思決定者に全容が伝わり、
意思決定できるわけです。
さもないと提案者のメッセージが伝わらないので、決められないか、
提案者の意図とは違う展開になりがちです。


なんと言ってもストーリー。これが全てです。


だから、プレゼンテーションについて、
"要は何だ"ということが1分くらいで語れないとダメなのです。
"要するに"、これがストーリーの骨子に他ならないからです。


ストーリーについては、聞き手を意識して作り上げなければいけません。
聞き手の関心、すなわち、聞きたいことを筋立てて話すようにします。
聞き手が何を聞きたいか、これをイメージしましょう。


それと所要時間。
これも話し手が魅力的な話し方をするという場合を除いて、
一つのテーマで同じヒトから15分以上続けて話をされると
聞いている方はたまりません。


しかも、この間、質問もできないとなるとストレスが溜まり、
話し手の言葉がただの音になります。当然、意味は頭に入りません。


ストーリーを意識すると、話したい事が100あったとしても、
20程度言えなくなったりします。
しかし、それでいいのです。
100全部話して、意味が通じないよりも、80で良しとする。
この"我慢"がストーリーをシンプルなものにします。
100話せなくても、あなたのメッセージが伝われば目的は達するわけです。
目的は100話すことではありませんから。


この極意(といっても、いたってシンプルなことですが)を実践できると、
間違いなく組織効率は高まります。
伝わらないプレゼンを長い時間かけて行い、伝わっていないがゆえの誤解や、
そのフォローが無くなりますので。




おまけー1:
マイケル・ジャクソンといえば幻のロンドン公演までのリハーサルが
映像として2週間限定で公開されるようです。観たいですね。http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/


おまけー2:
楽しみにしていたHEROSのサード・シーズンが国内でも見れるようになりました。
昨年、米国出張の際に一部見て、わけがわからなくなっていました・・・
まだ、ご覧になっていない方へ
http://www.tsutaya.co.jp/cam/monthly/2009/09/index.html?other=getsujitp11