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柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.387 疲れたら休め

「疲れたら休め」。

学生時代、「ゆうやけの歌(作詞:川崎洋 作曲:湯山昭)」という男声合唱曲に出会いました。
10分近い長い楽曲なのですが、その歌詞がすごい。とにかくぶっ飛んでいました。

ゆうやけこやけ じゅびたあ 焚け
焚け おんがくを 魚のように
はだかの雲は 杏いろ
焚け 森を 海のように じらじら
じぷしい とちめんぼ ・・・(後略)

この中に「ろしやじんはいった。つかれたらやすめ。」という一節があります。
本当にロシア人が言ったのかどうかは定かではありませんが、
この言葉はずっと記憶に残っていました。

ところが43歳くらいまでの私は倒れるまで働くスタイル。体力・気力の限界までやる!
という感じ。これはリーダーの働き方としてはNGだとやっと気づき、その後は、
倒れる前にその兆候が出たら
休むようにしました。なにしろ、リーダーが突然倒れたりすると、周囲はいい迷惑です。
特に、スケジュールが立て込んでいたりすると、その後の調整が大変です。


マーサーが溜池の赤坂ツインタワーにあった頃の「食中毒事件」。
疲労困憊で腸が弱っていたのでしょう。
近くのベーカリーショップで食べたサンドイッチにあたり、隣の救急病院に担ぎ込まれる騒ぎに。
"どうしました!?"と聞かれ、"サインドイッチにあたった・・・"と答えたところ、
なにやら保健所騒ぎになり、そのベーカリーショップは2週間の営業停止に。 (+_+)

当たり前のことですが、健康管理は自分以外の誰もできません。そこは自分でしっかり
気をつけるのが基本です。だから、疲れたら自分で判断して休む。

しかしこれ、普通に土日や祝日に休んでいるヒトはこの対象ではありません。
出張の移動中もPCに向かい、休日もスマートフォンでメールを小まめにチェックしているようなヒト、
仕事を"自分ごと"で捉え、24時間365日働くモードで動いていようなヒトが対象です。

この働き方を奨励するつもりは毛頭ありません。しかし、「社長」や気持ちの上で
「自分がこの会社を背負っている」というヒトはどうしても、そういう働き方になってしまいます。
これは世界中どこでも同じ。外資系企業では上になればなるほど、こういう働き方になります。
(だから、給与が高いというロジックです。)


少し前のことです。朝起きたときに「あ、これはいかん」と思いました。身体の芯が疲れており、
自分を活性化するパワーが弱っていることを悟りました。その日は珍しくスケジュールが
立て込んでおらず、これは休んだ方がいいと判断して一日休みました。

休んで何をしたか。睡眠、長風呂、散歩、水泳。漫画、好きな映画の鑑賞。PCには触れない。
電話も極力出ないし、かけない。メールも私用のくだらないメールだけ。

休みとはいえ、結構いろいろなことをやっていますが、基本的にぼーっとしているモードです。
日頃、外に対して「気」を発散させることが多いので、
こういうモードのときには超受け身になります。しかも、いろいろなことを思いつきでやります。
普段は一日のスケジュールが相当かちっと決まっており、
何もない隙間の時間を探す方が難しい状況なので、その真逆の動きになります。

こんなことをして身体のリズムを-からゼロに戻す。それが、私流の「休み方」です。


Vacationは自分の中にVacant(空き)を創るものです。
空きがあるから、いろんなことができるわけです。
特に気持ちに空きがあるかどうか、が重要。"いっぱいいっぱい"になっていると、
自分以外のヒトのケアもできませんし、先が見えなくなります。

どんなヒトでも、一定期間働いたらVacationが必要なのはそのためです。
しかし、Vacationまで待てない時もあります。そんなときは無理をせず休みましょう。

しかし、繰り返しになりますが、周囲からみて目いっぱい働いているなーと感服されている
ヒト以外がこの休み方を頻繁にしますと、"サボリ"に限りなく近くなりますのでご注意を。



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おまけ―1:あごがたるんできたので、ネット通販で「小顔シャキッと!」みたいな器具を
密かに購入。"大リーグボール養成ギブスのあご版"みたいな器具で1980円。
まあ、大方のヒトの予想通りの結果。今度はもう少し高いのを買おう。


おまけ―2:最近通っている美容室では若手芸術家の作品が展示されています。
気に入った作品があると買えます。
半年前にMさんという方がつくったクマの彫像を気に入って購入。
今回も気になってしょうがない作品(ブタの彫像)を発見。うー、欲しいなー。



お知らせ:

社会人10年目、同期入社の中で昇進・昇格面で差がついてくる頃です。20年目。
かなりの差がついています。

しかし、これはある意味で偶然の賜物かもしれません。
たまたま、実力を発揮できる仕事環境だったヒトとそうでないヒト、この差かもしれません。

1月13日・14日にトライアルでBOOMSというプログラムをやります。
"まだ、やれるはず"という想いを持っている方々の再起動スイッチを入れる内容を企画中です。

心当たりのある方のご参加をお待ちしています!

http://www.indigoblue.co.jp/seminars/a05-booms/event.html