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柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.401 上司はなぜプランを出せ、と言うのか

新年度スタートです。

「4月」には「期待と不安」が入り混じった響きがあります。その象徴が桜。
桜は満開でも、どこかはかない感じがあります。「桜」をモチーフにした歌が多いのも
そのせいでしょう。

株式会社ウエザーマップによると、昨日現在の今年の東京の満開予想は4月8日。
もうちょっとです。今年の靖国神社の「夜桜奉納」の火入れ奉行の1人を仰せつかりました。
2度目の登板になります。桜がどのくらい間に合いますか、ちょっと心配です。 
http://www.yasukuni.or.jp/news_detail.php?article_id=0071


さて、期首を迎えて「今期のプランを出せ」と上司から言われていませんか。

そもそも、上司はなぜ「プランを出せ」と言うのでしょう? 
そこを押さえずにプランづくりをしても良い事はひとつもありません。

よくあるのが「その場しのぎ」。とにかくプランをつくって出すだけというやつです。
実行性を考慮していないし、関係者とのコンセンサスもとっていない。これは最悪。

次によくあるのが、細かいエクセルシートだけを送りつける「エクセル攻撃」。

"やっていますけど、何か?"という態度。忙しい上司への配慮が全くありません。
私が最も嫌うやり方です。そのメールを受けたときの上司の気分次第では、激"怒られ"ます。

更に意図を汲んでいない(或いは汲み取り過ぎ)のが、上司が言ったことしか書いてない
「コピペ」提出。上司の指示をそのままプランとしているもの。 
"で、どうする?"がありません。

「その場しのぎ」「エクセル攻撃」「コピペ」。
この3大ダメダメプランに心当たりがありましたら、やり方を変えてください。

上司が「プランを出せ」というのは「あなたがどう考えて、どう進めようとしているのか」。
それを知りたいということに他なりません。
それがあって初めて、大事な仕事を任せようと思うわけです。

"ああ、そう考えてやろうとしているのか"。 まずはこれを理解したいのです。
その上で、どうすれば成果がより確実になるか、それを一緒に考えたいのです。

上司と部下のゴールは同じはずです。部下をこらしめてやろうということで「プランを出せ」
はありません。
上司がイライラするのは、中間管理職が何を考えているのかがわからないからです。

"何も考えずに、これまでやってきたことをそのまま繰り返そうとしているのではないか・・・?"
"戦略なしにただ頑張る、ということではないか・・・?"
"本当に危機感があるのか・・・?"

こうした想いから、本当に大丈夫か!?となるわけです。そうなりますと、
それこそ重箱の隅をつつくようなマイクロマネジメントになります。

よしんば考えがわかったとしても、見えている(イメージできている)範囲が広いか狭いか
気になります。

"利害関係者への影響は・・・?"
"こんなことが起きたら・・・?"
"バックアッププランは・・・?"

上司よりも現場を見ているはずなので、そのヌケもれの程度がひどいと、
"一体どこを見て仕事をしているのか!?"となります。

上司よりも現場の長の方が、豊富かつ新鮮な情報を持っているはずです。
ただ、一部の上司の中には局地的に深い洞察力があるヒトがいます。
その上司に勝負を挑んでもしょうがないので、その上司の力を使わせていただきましょう。
"この点は、・・・さんの目から見たらどうでしょう?"
と教えてもらえばいいのです。但し、それ以外の点は、その上司が知らないことも含めて
説明できないとダメですが。

考えをまとめてわかりやすくプレゼンすること、そのベースとして、幅広い視点を持つこと。
これらに不安があるヒトは、自分と自分の部下が不幸になる前に、そのスキルを鍛えましょう。
一番いいのはベンチマーク(目標と)すべきヒトを見つけ、そのヒトのやり方を徹底的に分析し、
真似ること。そこからです。


さて、プレゼンと言えば先週の人事の目で「柴田励司のビジュアル・プレゼンテーション講座」
のご案内をしましたが、何をやるのか書いておりませんで、ご迷惑をおかけしました。  <(_ _)> 

ここにアウトラインを書きましたので、ぜひご覧ください。営業提案の多い方、
社内外で企画提案の多い方、同じく社内外でスピーチの予定のある方、
奮ってご参加ください。私のノウハウを直接伝授致します。

http://www.indigoblue.co.jp/seminars/a06-QBB/event20120412.html (4月開催分)
http://www.indigoblue.co.jp/seminars/a06-QBB/event20120607.html (6月開催分)



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おまけ-1: 先週のDialog in the darkネタの続き。
暗闇の中を歩くので手の甲で近くのヒトに触れながら進みます。

柴田塾の事務局長のF原さんが「男も女も同じ感じ。これって、触ったのが柴田さんだから
ですかね~。」 どういう意味なのか体育館の裏でよく聞きたい話です。

おまけ-2:CW-Xなる機能性ウエアを購入。朝走るときに履いています。
そのきっかけは、ある時抜かされた謎のおじさん。
猫ひろしのような風貌でとにかく速い。そのおじさんがそのタイツを履いていました。
うーむ、気になる。誰なんだろう。素人にしては速い。

おまけー3:花粉症のため、しばらく禁酒。久しぶりにノン・アルコールビールを飲みました。
そうなると全種類飲み比べたりするわけですが、中でもキリンの「休む日の0.00%」はうまい!
 気に入りました!