読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.447 アラサーは、自分の"枠"との戦いに挑め

先週火曜日の夜に「アラサーから考えるこれからの10年のキャリア」というトーク

ショーをやりました。数週間前のメルマガでもご案内した六本木ライブラリーでの

イベントです。

 

数年前に事業再生を一緒にやったOakキャピタルの緒方健介さんが「どんなにバカな

上司の下でも成長できる仕事術」という本を出版。(元上司としてはこのタイトルを

見る度にヒヤリ!・・)その記念イベントでした。過去に一緒に仕事をした人と

この手のイベントをやれるのは嬉しいものです。

 

アラサーといっても微妙にいろいろな定義があります。まあ、四捨五入して30歳になる、

25歳から34歳とみておけばよいでしょう。

 

この10年は、キャリア、というか今後の人生を考える上でとても大事な10年になる

ことは間違いありません。この10年間にどれだけ汗をかいたか。自分の枠を広げる

ようなことをしたか、言い換えれば"自分の枠との戦い"をしたか。"これら"が

確実に効いてきます。

 

私は25歳から27歳が「オランダの日本大使館」、27歳から29歳までが

「ホテルのフロント業務+組合業務」、29歳から32歳が「ホテルの人事」、

33歳からが「米系コンサルティング会社のコンサルタント」でした。

まさに今の自分を形成する"原体験"が満載です。

 

当時、名の知れた大企業で安定的に仕事をしていた同世代の連中を横目に

"何してんのかなー?"と思うことがなかったわけではありません。しかし、

今となってみると、この時期にこうした体験をしたことが非常に良かった

(ありがたかった)と思います。

 

毎日激烈でした。不条理な想いもたくさんしました。上司との人間関係にも悩みました。

3日ほぼ徹夜ということもありました。嫌な仕事もしました。それらの体験が

今"生きて"います。

 

安定的な仕事環境にいると日々安穏とします。"安穏とした日々"を送れること

自体はとても幸せなことなのですが、この中で本当に"安穏"としてしまうと

将来苦しくなります。

 

そういう環境下にいる場合には、自分で意識して"自分の枠との戦いをしておかないと、

成長の芽が固まってしまいます。後々、大きな課題や想定外の事態に直面したときに

頭が"真っ白"になります。ここぞ!というときの仕事用の筋肉が弛んでいて

"デキない"自分に愕然とすることになります。

 

この時期にベンチャー企業や波乱万丈な組織にいると黙っていても毎日が

"汗かき"+"自分の枠との戦い"になります。当然、仕事漬けの毎日になります。

学生時代と比較して、同年代の友人たちと遊ぶ時間は激減します。飲み会にも

なかなか参加できません。その上、それほど給与も高くありません。

なんでこんな会社に入ったのか・・とわが身を憂い、将来を案ずるかもしれません。

 

しかし、大丈夫です。この時期の"汗かき"+"自分の枠との戦い"は確実に

"真の実力"を体内に蓄えます。(私が若い方々に"ベンチャーに行け"と

言っているのはこのためです。日経産業新聞の連載コラムです。

 http://ibms.indigoblue.co.jp/pdf/20130122_nikkeisangyounp.pdf )

 

あとはその実力を試す場に果敢にチャレンジすればいいのです。 

 

トークショーを一緒にやった緒方さんは若いうちから、自分を高めよう、

偉くなりたいという明確な意思をもち、そのために何をすべきか考え動く、という

絵に描いたようなキャリア形成をしてきた人です。改めて彼の前向きな志向性を聞き、

素晴らしいなあと思いました。

 

私は、というと昔かから"偉くなりたい"という想いはなく、片っ端から

いろいろなことにチャレンジしてきただけだったと思います。後先あまり考えてません

でしたね。ただ、オランダ大使館で勤務した頃から、"あの人のあんなところを

自分でもやれるようになりたい!"という想いをしたら、それを意図的に真似する

ようにしてきました。真似しているうちに、できるようになる。この繰り返しでした。

 

トークショーが21時に終了した後もずっと名刺交換やらプチ相談の方が退かず、

かつその後もeメールやFacebookでの問い合わせが続いています。参加された

アラサー世代の方々の悩みと焦燥感の強さを感じました。

 

これまで、あまりこの手の若い方々を対象としたセミナーはやってきていません

でしたが、機会あらばまた企画しようと思いました。特に現在、準備中の新作本

(何もなければGW明けくらいの出版予定)のテーマが「頑張っているのになかなか

成果がでない(認められない)若い方へのヒント」なので、出版したあかつきには、

どなたかにモデレーターをやってもらい、今回のような"双方向"のトークショーを

やろうと思います。

 

 

会の最後に「言いたいことは?」と問われて、私が申し上げたのは「笑顔」。

 

いくら真剣だとしても、しかめっ面をして人に接ししていると、相手もしかめっ面に

なります。こちらが笑顔になれば相手も笑顔になります。相手の表情は自分の鏡。

第一印象で相手が"いいなー"と思える笑顔をもちたいですね。素敵な笑顔の若者に

好感を持たない人はいないでしょう。

 

(ちなみに議論の際に意見を求められて"笑顔"で逃げるのはNG。意見+笑顔はOKですが。)

 

 

おまけー1:柴田塾の4月期(25日・26日・27日@東京)の申込みが始まりました。

http://ibms.indigoblue.co.jp/entry/entry2/pm2_20130425.html 

3月中に申し込むと半額という恐ろしい提示になっています。 (゜o゜) (事務局へ:大丈夫か) 

 

この機会にぜひ。法人からの派遣だけでなく、個人の方もどうぞ。

 

おまけー2:GoogleとYahooで「研修 リーダー」と検索すると、なんとIndigo BlueがTOPに!

どうしたんだろう。 (゜_゜)

 

おまけー3:新所沢の実家へ。久しぶりに西武線に乗車。明らかに東急線に乗っている人達と

"気配"が違う。しかし、僕のルーツの香り。 (゜_゜)