読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.455 個の力と組織力の両立のために

「個の力」と「組織力」。

 

日本人は「組織力」が強いが「個の力は弱い。

ビジネスでもスポーツの世界でもよく言われます。

 

「会社のため」「チームのため」。この精神はとても素晴らしいが、自分は・・・?

と問われると黙ってしまう。これではいけません" 

では、具体的にどうしたらよいか、今日はこれがテーマです。

 

まず、個々人のアカウンタビリティ(役割責任)をはっきりさせましょう。

 

部や課のアカウンタビリティをはっきりさせているからいいだろう・・・。

これだと60点。そのアカウンタビリティを果たすための個々人の

アカウンタビリティを明らかにする。ここまでやりましょう。

 

少人数のベンチャー企業の場合には社長以外の全社員のアカウンタビリティが同じ

ということはあり得ます。しかし、10名以上の組織になるとそうもいきません。

個々人のアカウンタビリティをはっきりさせましょう。

 

このアドバイスへのネガティブ反応の典型例です。

 

"そこは自分で考えて動けるだろう。動いてもらわないと困る。

規定し過ぎるとそれしかやらない集団になる"。

 

"自分で考えて動けるだろう・・・"。 (そんなに簡単ではないです)

 

実は個人のアカウンタビリティを明らかにするのはこのためです。

"自分で考えて動く組織をつくるため"なのです。

 

分別のある人であればあるほど、他人がやろうとしていることに過干渉したり、

邪魔をしたいとは思っていません。だから様子見をします。その上で、

"なんとなくの空気感"を得てから動くのが普通です。

 

関係者の中で積極的に動く人がいると、「遠慮(その人の邪魔をしてはいけない)

+その人にお任せモード」になります。一部の積極的な人を除き、自分の意思を

消し、完全にそのヒトの動向伺いモードになります。

 

これだと、個々は"自分で考えて"いるのですが、上から見ると"動かない"のと

同じことになります。

 

ここを変えたいのであれば、まずは個々のアカウンタビリティをはっきり

させましょう。

 

これをやったら次にやるべきことは上自身の動き方を修正することです。

まずメールの出し方と決定事項の裁き方です。ここを意識して修正しましょう。

 

まずメール。多くの人間を「TO」にするのはNGです。複数名に対して「TO」する

場合には、本文の中で更に個々に対しての「TO」を書きましょう。この指示、

依頼は誰宛のものかをはっきりさせましょう。

 

同時に、「TO」と「CC」の違いを意識しましょう。「CC」に入れるのは

「ご参考までにお知らせしておきます」ということです。そこに具体的な

アクションを期待するのであれば「TO」に入れるか、別メールできちんと

「TO」にしてその意図を伝えましょう。

 

会議では、「みなさん、よろしくお願いします」で終えないようにしましょう。

具体的に誰に何をやってもらいたいのかを明らかにした上で「よろしく」としましょう。

「これはいい提案ですね。みなさん、よろしくお願いします。」で終えてしまうと、

"何をよろしくお願いされた"のか、ここの取り様が個々に違ってきます。

 

面倒くさい感じがしますが、全て"動く組織"をつくるために必要な工程(仕事)です。

 

"それしかやらない集団になる・・・"(原因は別です)

 

これは組織全体のコミュニケーションに難があるから、そうなるのです。

組織全体のアカウンタビリティやミッションが明らかで、それを全員が共有していれば、

そういうことはおきません。

 

お互いに何をやっているのか、何を考えているのかわからない。こういう間柄だと

、自分がやるべきことだけをやっておこうとなるのは当たり前です。

 

純粋に自分のことしかやらない人はそんなにいないはずです。私の経験から、

そういう人にはそれなりの事情があります。この人達には会社の仲間以外の人や

人達のための用事が発生したときには、そっちを優先しないといけない事情があります。

だから「最低限のこと」を超えて手を伸ばすことをはばかっているのです。

家族の介護、育児、真剣なサークル活動等がその事情です。

 

しかし、それもその事情をみなで共有して、それでも仲間としてお願いしたいという

対話をすると100人中95人くらいはモードが変わります。誰にでも抱えていることはあります。

それを理解した上で相互に助け合える関係性をつくる。これができれば

"それしかやらない集団"にはなりません。

 

このための仕掛けで最も有効なのが「合宿」です。いろいろな事情がある方でも

前から計画しておけばなんとかなるものです。「合宿」をすると一気に共有する

時間の量が増えてコミュニケーションが円滑になります。忙しいときほど、

頑張って「合宿」を企画しましょう。

 

(ちなみにIndigo Blueはそういう企画と実行を支援するのが大好きな集団です。)

 

あと(ここは結構根本的なことですが)「個の力」を鍛えるために必要な

キルトレーニングがありますが、これは次回のテーマにします。

 

 

おまけー1:「アイアンマン3」やりますねー。 必ず見に行くと思います。

 

おまけー2:「Working in South East Asia(トライアル)」。東南アジアの人達と

働く疑似体験プログラムです。5月21日(火)18時半~21時半@神谷町のIndigo Blueです。

 

東南アジアからの参加者たちと英語によるトレーニング、ワークショップを受講するものです。

本格版の稼働のためのトライアルですが、ご興味のある方はぜひ!

(参加費は20,000円です。領収証発行します。)

 

本格的な応募受付開始前に、このメルマガへの返信でも申込みを受け付けます。

先着順で締切ます。メルマガの返信で「受講希望」とご連絡くださいまし。

 

おまけー3:6月17日の大阪城ホールの「マイケルジャクソン イモータル」に行く予定で

チケットとったのですが、なんと海外出張が入りそうなトホホな展開・・・ (T_T)

 

※      来週のメルマガはGWでお休みです。