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柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.467 いい研修

柴田塾8月期が終了しました。これで卒塾生が約400名に!

毎回思うのですが、柴田塾は「いわゆる"研修"」というよりも「気づき・学びの場」に
なっています。教わるのではなく、受講生が"自ら気づき、行動してみる場"です。
3日目には明らかに顔つき、動きが変わってきます。主催者として、この変化を見るのが
何よりも嬉しいですね。

私のスケジュールの関係で1か月に1回しか開催できませんが、できるだけ続けて
いきたいと思っています。(現在、11月まで満席。12月以降の申込みを受け付けて
おります。現職の部課長クラスの方、次世代幹部としてエントリーさせたい若手が
メイン受講生です。)

http://ibms.indigoblue.co.jp/course/program2.html

さて、今日のテーマは「いい研修」です。

いい研修には次の3つの要素が備わっています。

1.      良いコンテンツ
2.      良い講師
3.      良い仲間

まずは「良いコンテンツ」。研修で学ぶ中味が"良いもの"なのは当たり前です。
但し、読んでわかるものについては「研修」でやるのではなく「自習」にすべきです。
つまり、コンテンツの展開方法・手段が鍵だと思うのです。

研修は複数の人間が集まる場なのですから、複数の人間が関わるからこそ!という内容に
すべきです。一方的な授業でいけるものは全て"わかりやすいVIDEOラーニング"
東進ハイスクール型)か、e-learningでいいと思います。

インプットしたものを、スループットして自分のものにし、それを何らかの形で使って
アウトプットを出す、このサイクルが回って初めて「学び」が成立します。
インプットしただけだと「学んだ気になる」だけです。

テストは知っているかどうかを確認するだけなので、使えるかどうかはわかりません。
「学び」は使ってみてなんぼです。使ってみて、まずは自分でできているかどうかを確認する。
併せて、自分以外の人から見て、使えているかどうか助言がある。この展開を意識した
コンテンツにすべきです。

「良い講師」は受講生を"その気にさせる"仕掛けやトークができるヒトです。
そのヒト自身の経歴や知識量の問題ではありません。この点について意識してきたのが
予備校の講師です。10年ほど前に代々木ゼミナールの名物講師をお招きして、
私が企画する会で講演していただいたことがありますが、まさに"その気"にさせるテ
クニックが満載でした。

最近、ひょんなことから実演販売の会社の社長と話す機会がありましたが、商品に惹きつけ
買わせてしまう、あのテクニックは素晴らしいですね。これは人を"その気にさせる"
最高のモデルかもしれません。

さらに「良い仲間」。これなしに"いい研修"にはなりえません。参加メンバーの中に
"どよん"とした人がいると、その"どよん"が伝染します。研修全体の空気もよどみます。

社内で研修を企画するとどうしてもここの部分が怪しくなります。これが選抜型の研修で、
それなりの参加の仕方をしないと次に呼ばれなくなる、という緊張感があると違います。
また、「他流試合」もいいですね。日常的に顔を合わせていない人と切磋琢磨する。
ここにも適度な緊張感があります。

ちなみに「良い仲間」づくりは研修運営側の仕事です。

研修運営側(人材育成部門)も、なぜコストをかけてこの研修を企画・実行しているのか、
ここを常に意識しておきませんと、緊張感が薄れ、"ただやっているだけ"のプログラムに
なってしまいます。そういうプログラムだと、参加者も"言われたから参加している
"モード全開になります。これは壮大な時間の無駄です。

研修運営部門のみなさんには、経営者から、この研修の目的は?と問われたときに
明確に答えられる強さと自信をもって研修を企画していただきたいものです。

その際にこの研修が会社の成長戦略にどのように貢献するものなのか、ここをきちんと
押さえていただきたく。
(一般的に良さそうだから、という研修はコストカットの対象になりますので。)


おまけ-1:「良い仲間」にたくさん出会えそうなイベントです。
IAF(国際ファシリテーション協会のアジア大会@日本、9月21日-22日)です。
 http://www.iaf-asia2013.com/

9月22日(日)の午前中に私も出ます。日本で滅多に開催されないイベントだと思いますので、
ご自分を高めたい(特に英語の環境で)という方におススメです。

おまけ-2:先日の「詐欺」話の後話。秘書のSさんがA警察にて被害届の事業聴取をうけました。
(以下、彼女からの報告メールの抜粋)

・こういうケースはきいたことがない。ふぅ~むむむ・・・といって、腕組みをして、
何度も天井を仰いでおりました(ドラマにでてくる柔道やってましたみたいな刑事さん)。
・こちらとしては、事件解決は難しいと思っているが、今後に役立ててほしい旨をお伝え。
・今後はこういったメールがきても振込とかしないでくださいね。と言われて帰社(知ってます;;)

おまけー3:都心のプールに行くと、ほぼ必ず、短髪で白のビキニパンツの
日焼けした男性がいます。目が合うと"ニッコリ"されます。(あれは仕込みか。)