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柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.576 穏やかな空気

穏やかな空気が流れている場所が好きです。そこで時間を過ごすと、誰もが優しい顔に

なります。片意地張った言い合いや、腹の探り合いもありません。

誹謗中傷ももちろんありません。

 

先日、尊敬する経営者の方に連れていっていただいた銀座のお店(「朝川」)が

そういう場でした。穏やかな空気の中、仕事のこと、プライベートのこと、話が弾みました。

 

私は本当のレストランが好きです。本当のレストランとは、その語源から「良好な状態に

回復させる」場所のことです。食事が美味しいのは当たり前。接遇、食器、スペース、

総合的に、そこで時間を過ごすと自分の状態が良くなる場所です。

 

なかなかありません。柴田が“本当のレストラン”としてお薦めできるところをご紹介します。

 

「CHEZ TAKA(シェ・タカ)」 東麻布

http://www.cheztaka.jp/

 

「聖橋亭」 御茶ノ水

http://www.nakatomi-co.com/

 

「ラ・ロンジェビデ」 白金台 

http://lalongevite.jimdo.com/

 

「朝川」 銀座

http://www.ginza-asakawa.co.jp/

 

商用はもちろんですが、プライベートでもお薦めです。

 

 

この穏やかな空気。会社でも同じです。穏やかな空気が流れている会社は業績もいい。

ピリピリし過ぎておらず、のんべんだらりともしていません。空気が澄んでいて、

自然体で過ごせる。そんな空気感が穏やかさを生み、会社の風土を健全化します。

 

仕事柄、これまでいろいろな会社を訪ねてきました。通算で何社を訪問してきたか、

もはや数えきれません。最近、空気感でその会社の状態が概ねわかるようになりました

。これから伸びそうか、再生できそうか、多くの問題を抱えていそうか。

役員会や経営会議はその凝縮です。場に行くとわかります。会社のあらゆる様子が

凝縮されています。

 

先週のとある一日、この日は最近では珍しく終日Indigo Blueの柴田として活動しました。

たまたま午前、午後と、誰でもその会社の商品を知っている企業2社の幹部による

ディスカッションの場があり、そこにファシリテイターとして呼ばれました。

 

この2社の空気感が全然違いました。片方は空気が澄んでいましたが、もう片方は

“どよん”という音がするほどのよどみあり。足下の業績、アジェンダの影響、

会場の設営の影響はありますが、明らかに違いました。どよんとした空気を

穏やかにするためにパワーを使いました。

 

さて、議論の場の空気感が良くなるためのアドバイスを書きます。

 

‐議論の際にお互いの顔を見て話す

‐誤解が生じたときには修正を図る

‐愚痴を言わない

‐対立を怖れず意思をはっきり話す

‐攻撃をしない

‐議論の内容が可視化されている

‐空気が澱んたとき(対立や停滞)に、誰かがそれをほぐすユーモアを発する

 

施設面の影響も捨てがたいです。

 

‐換気を頻繁にする

‐外光を取り入れる

‐適度に休憩をいれる

‐一人ひとりの空間が担保されている(狭くない)

 

 

穏やかな空気感を醸成しましょう。特に、社長や事業本部長等組織に影響を

与える方が意識して進めるのが良いでしょう。その感覚がわからない方は

気心の知れた人と先のレストランに行ってみてください。

 

穏やかな気配を漂わせ、その人と接すると穏やかな気持ちになれる。

そんな人になりたいと思っています。

 

 

おまけー1:facebookにもあげましたが、音楽座ミュージカルの稽古場にとある企業の

シニア幹部を連れて行きました。さすがに稽古場は初体験。ひたむきに作品づくりをする姿勢、

空気にふれると組織の中でぐじぐじしている現実が恥ずかしくなります。

 

ちなみに本公演情報は、http://ongakuza-musical.tumblr.com/

 

おまけー2:タクシーの中の広告はどうして「ハゲ」「でぶ」対策ばかりなのでしょうか。

 

おまけー3:バルミューダのThe Toaster。欲しいなあ。

 

http://www.balmuda.com/jp/toaster/