柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.674 ”全力自由人”宣言

先日、数年ぶりに会ったマーサー時代の同僚から「柴田さん、雇われ経営者を降りて

どうですか?」と聞かれました。「100倍幸せな毎日だ。」と即答しましたが、

まさにその通り。今は“全力自由人”として毎日を楽しく過ごしています。

 

自由人とは、自分の時間を自分で設計して、自分で価値をデリバリーしている人のこと。

「時間」には当然、仕事もプライベートも含みます。2007年からの10年間は自分で

決めたとはいえ、“修行期間”でしたので、それなりの制約がありました。

今はありません。名実ともに“自由人”になれました。

 

ここに「全力」をつけているのは、何事に対しても全力で向かいたい、向かわねば

ならない、と思っているからです。

 

自由人になって、交流範囲が格段に拡張しました。従来のスコープ(仕事範囲)を

超えて、いろいろなことに関わるようになったので、これまで会えなかった人、

会ったことがなかった人にバンバン会えるようになりました。これがすごくいいです。

特に各方面のプロフェッショナルの方々とお会いする機会が増えたのがいいですね。

大いに刺激を受けています。

 

誰もが知っているその道の第一人者の方が「毎日が8月31日状態」であることを

知りました。華やかに見えて実はたいへんな毎日。それでも意欲的にアウトプットを

出し続けているバイタリティに、自分はまだまだだと思いました。遠慮しないで

どんどんやろうと思いました。

 

誰も私が遠慮していると思っていないかもしれませんが、実は“やりすぎ”に

ならないように自己調整していました。“やりすぎ”なんてない。

自分にブレーキをかける必要はない、と思いました。

 

彼ら彼女らは、まさに“全力自由人”です。私もその一人になりたいと強く思いました。

 

もちろんこれ、長く働くという意味ではありません。目指すは単位時間あたりの

アウトプット価値の最大化です。このためには、質を上げ続けるためには

インプットも休息も必要です。

 

先日、都内と栃木で私が開発した「Business 3 Gates:通称B3Gというショート

プレゼン、交渉、説得力を実践するプログラム」が同時に開催、同じ日に別の都内で、

やはり私が開発したOT(体験型ケーススタディ)が行われていましたが、柴田はその

どれにも出番がありませんでした。素晴らしい。これぞ理想的な展開。

 

Indigoblueのメンバーたちが、かつて私が作成した資料をコピーして、提案したり、

デリバリーしている姿を見て、どんどん開発しようと思いました。そこに私の使命あり。

 

また、「柴田の講演を聞いた、本を読んだ、お会いしたい」という声にもこれまで

以上に応えるようにしています。意欲あるが様々な理由から惑っている若者たちの話に

耳を傾け、柴田が感じることを“心のまま”に話す機会も増えています。

わが身を振り返るいい機会にもなりますし。

 

同窓会的なものもどんどん企画しようと思っています。“柴田がやると言わないから、

いつまでも同窓会ができない”とクレームあり。その通り。かつての生徒会長、

学級委員、クラブの部長としては“やるぞー”と声を上げないといかんと思いました。

 

ということで、今日のメルマガは“全力自由人”宣言!でした。

 

 

おまけー1:大阪ミックスジュースなる飲み物を発見。関西出身のIndigoblueのY君に

“これなに?”って聞いたところ、“ふつうのミックスジュースっす”との返答。

うむむ・・と思い、店員に“大阪ミックスジュースって・・”と聞いたところ、

“ふつうっす”との答え。そうなると当然注文します。

 

・・・違いました。東京と違う!大阪はバナナ味が強い!(東京は桃味が強いと思われる。)

 

おまけー2:11月から日経産業新聞の裏一面の「Smart times」に月1くらいで

寄稿することになりました。以下は11月29日掲載分です。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO23996690Y7A121C1XY0000/