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柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.381 おーい! 竜馬

「おーい! 竜馬」(武田鉄矢:原作、小山ゆう:作画 全14巻)をBOOK OFFで大人買い
寝る前とか、食後とか、隙間の時間で読了しました。マンガですが読み応えが十分にあります。

ところどころで、2年前にはまっていた大河ドラマの「龍馬伝」のシーンを思い出しました。
映像だとそれがイメージを既定してしまうので、そこからの膨らみがありません。
マンガや本の場合、そこに自分のイメージが加わるので、どんどん広がります。
私が映画よりも舞台が好きなのはそのせいかもしれません。

さて、この話の中には「大バカもの」がたくさん出てきます。

「大バカもの」は旧来の考え方に固執します。新しい考えを聞く耳を持ちません。
時の権力者たちの大半がこれです。中には新しい考えを持つ者を強制的に排除しようと
動くものもあります。これは、新しい考えが自分の既得権を侵害すると直感しているからです。

その「大バカもの」の指示を鵜呑みにして「排除」を目的とする人間が現れ、
たくさんの血が流れます。"人きり以蔵"、"新選組"ら「大バカもの」の動機づけにより
「排除」こそが正義であり、自分の存在価値を高めていると信じて動く存在として
描かれています。

しかし、それも長くは続きません。そこに大義がないからです。

この「大バカもの」たちが守りたいものとは「既得権益」と「自分の体面」です。
つまり、中心が「自分」なのです。将来こと、日本全体のことよりも、今の自分が
優先なのです。そこには大義がありません。

一方で「竜馬」は徹底して「利他的な存在」として描かれています。


1. 日本を侵略しようとしている列強各国から守る
2. 身分差別がなく皆が笑って暮らせる社会をつくる


この2つの大義のために自分を捨て、命の危険さえも顧みず東奔西走します。
そこに惹かれたヒトたちが竜馬を支え、彼のやっていることを実現するために「自分を捨てる」
という「利他的」行動をとり始めます。このサポーターたちの大義は竜馬の大義の実現なのです。

中には「大義」を支えることが自分の利に叶うという計算を働かせるヒトも出てきます。
計算高い人間が支持する頃には情勢が変わっています。そうなれば、
大義は雪崩をうって実現していきます。

しかし、先に述べたように、純粋に大義を実現していくことを願うもの、
大義が実現した時点で目的が達成されてしまうもの、それにより利を得ることを目的とするもの、
がいるために、大義が実現したといっても全員にとって理想的な姿にはならないものです。
そこには課題がつきまといます。

そうであっても「改革」は実現しています。そこが重要。
もし、竜馬らが小事にこだわっていたら大事を成すことはできなかったでしょう。

"考えるのと実際成し遂げるとは・・・天と地の隔たりがある"
勝海舟大政奉還後、竜馬を称えて話したという言葉です。

改革を実現するのは「大義」「小事へのこだわりを捨てること」この2点が
必要条件になりますね。そこに、主導者の「利他」。これが十分条件になると思います。

私がIndigo Blueを通じて実現したいのは「過去の学歴や社歴・役職に関係なく、
やる気と人望のあるヒトにチャンスが与えられる社会」です。誰でも自分のやる気に
火をつけることはできますし、誰でも仲間づくりはできる。それを「塾」や「研修」
という場を通じて実現していきたいと考えています。



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おまけー1:ということで、「長らく同じような環境で仕事をしてきて、煮詰まっているヒト、
自分の殻を破りたいヒト」を対象に新たにBOOMS」という研修を企画することにしました。
そのトライアル版を、12月16日・17日(都内某所で泊まり込み)でやります。

関心のある方は  info@indigoblue.co.jp に「BOOMS」に興味あり、としてメールをください。
追って、詳細をお知らせします。(参加費は宿泊費別で@50,000円の予定です。)


おまけー2:12月1~3日に「柴田塾」を開催します。受付開始します!
http://www.indigoblue.co.jp/seminars/a01-shibata-juku/event20111201.html


おまけー3:なんだか宣伝ばかりのおまけですみません。
ついでにもう一つ。「実践!ホスピタリティ講座」のトライアル版(先着8名)を
12月12日(月)の19時~21時@Indigo Blueで開催します。
トライアル講座なので10,000円です。 こちらも関心ある方は info@indigoblue.co.jp まで。