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柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.427 腹を決めてヒトを育てる

朝起きて最初に何をしますか?

 

TVのスイッチをいれる。少し前まではこれが多数だったと思います。

今はTVの前にスマホを手に取っていませんか?

 

TVではなくスマホを先に手をとるのは、そこに"じぶん"宛のメッセージがあるからです。

TVにはそれがありません。まず、"じぶん"宛のメッセージを確認し、その後、世の中

もろもろのヒト向けに編集された情報(TV番組)を見るという順番になるのは当たり前

だと思います。

 

もはや普通のTVはマスメディアの"雄"ではありませんね。

 

しかしながら、だからスマートTVだ・・・というのはやや短絡的です。

 

スマホは"じぶん"宛のメッセージを自分一人で確認できるものですが、スマートTVは、

普通のTVと同じで「公開型」になります。技術的に似ているものの、プライバシーの

観点からスマホとスマートTVは別物だと思います。

 

今後、TVがスマートTVに置き換わっていくことは否定しません。むしろ加速しても

おかしくないと思います。だからといって朝起きて最初にスマートTVをつけるようには

ならない(戻らない)と思います。一方でスマホはもっと進化するはずです。

スケジュールチェックはもちろんのこと、おサイフ、体調のチェック、占い等、

"じぶん"にとって必要な情報提供が統合されてくるでしょう。

 

楽しみです。(形状もウェアラブルに変わるでしょうね。)

 

さて、朝起きて最初にやることが変わる。これは生活習慣の変化そのものです。

 

生活習慣を変えるということは、あることに時間を「割く」「割かない」を変える

ということです。これには大きな意味があります。なにしろ1日は24時間。

何に時間を割くかによって自分の実質的なプライオリティや活動成果が決まってきます。

 

普通に仕事をし、生活をするだけでなく、自分の学習や成長のためにどれだけ時間を割くか。

若い頃にはこれが問われます。中堅クラスになってくると、仕事だけでなく、

いかに教養・知見を広げることに時間を割けるかが問われます。そして、一定クラス以上に

なると、いかにヒトを育てることに時間を割くかが問われてきます。

 

最後の"いかにヒトを育てることに時間を割くか"。これは、それなりに腹を決めないと

できません。自分が成果を厳しく問われていたり、時間に追われていたりすると、

ヒトを育てる余裕がありません。私がよく話す「集団皿回し状態」にあると、

Google検索してみてください)だとまさにヒトを育てたくても、自分の皿が

落ちちゃうのでできないわけです。

 

残念ながら多くの組織が「集団皿回し」状態にあり、かつシニアクラスであっても

個人の成果が問われているので、ヒトの育成を「自然発生」に委ねがちです。

 

・社内でプロジェクトを立ち上げると同じ顔ぶれが揃う

・新規事業を提案した人間にやらせようとするとそのヒトが担当する既存事業への

影響が心配され、結局、新規事業が進まない

・社内異動がほとんどない

 

こんな状態に陥っている場合には、組織全体で"腹を決めて"、ヒトを育てることに

コミットした方がいいと思います。そうしないと常に「人はいるけどヒトはいない」状態

から脱出できません。

 

来年の方針を考える際に部長以上は自分の時間の5%を「育成」に充てると全員でコミット

しましょう。1週間を50時間として(実態値として)、2時間半を後進の育成に充てる。

これをやりましょう。

 

その内容はなんでもいいと思います。それこそ、自分が育てたい、育てないといけないと

思っているヒトのニーズに併せてやるのがいいと思います。

 

現状、私の時間はかなり過密で、とある方から「柴田さんはブラック企業なみに働いている」

と言われました。(苦笑) 楽しくやっていますし、引き合いがあるということはありがたい

ことなので、精神衛生上は全く問題がないのですが、これではあまりに労働集約的です。

 

私の問題意識としては、「柴田励司の経験、知識、スキル」をいかに「コンテンツ」化するか。

このためにいかに時間を割くか、これが2013年の課題です。(腹を決めてやらないと!)

 

 

おまけー1:来年1月12日(土)・13日(日)にビジネスコミュニケーションと法務、

財務力が問われる「体験型ケースタディ:スポットナビゲーター」とそのフォロー講座(2日連続)を

「緊急開催」することにしました。(スタッフ、場所が急きょ揃うことがわかり、緊急企画!)

 

12名限定なのでお早目にどうぞ。部課長クラスへの昇進が「リーチ」の方におススメ。

場所はITOKIさんのイノベーションセンター SYNQAにて。

 

http://ibms.indigoblue.co.jp/course/program5.html

 

SYNQAで12月12日に講演しましたが、予想通り素晴らしい会場です。

 

おまけー2:満員電車。後ろからギューギューに押され、身動きがとれず。

しかし、結果として鞄を持つ右手の甲が前に立つ女性(たぶん、私より一回りくらい若い方)の

臀部に密着。

 

少しでも動かすと「それでも僕はやってない!」系の話になる恐れあり。

全力で手を「石」にしていたところ、油汗が・・・その女性が携帯でツイート。

 

「うしろのヒト、汗かいてる。やーだ (*_*) 」

 

(やーだのはこっちだよ!!)

 

おまけー3: とある会合で知人を見つけ、「おー!」と手を振ったところ、

そのヒトと私の間に座っていたヒトが突然立ち上がり、「ひさしぶりですね!」。(誰だ?)