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柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.641 この上司と働きたくないと思ったら

上司は選べません。どんな上司の下で仕事をするか。これは会社人生上、最大のリスク

ですよね。残念ながら、“一緒に働きたくない”という上司にあたることもあります。

(私にも経験があります。)

 

今日のメルマガは上司問題で悩む若者向けのメッセージです。ちなみに、パワハラ

セクハラ、モラハラ系の上司の場合には、すぐに人事や会社に設置されているホットライン

等に相談しましょう。今日のテーマの“一緒に働きたくない”上司は“その手”では

ありません。“無能”系です。

 

“すみませんが、もう無理です。あの上司の下では。”

 

これまで、いろいろな会社でこういう悩みを聞く機会がありました。相談者はいつも

優秀な若者。その理由もいつも一緒です。昔も今も、大企業も中小企業でも、営業系でも

技術系でも変わりません。

 

一緒に働きたくないのは、その上司に“自分の時間を無駄にされていると感じているから”

ですね。

 

一緒に仕事をしていても学ぶことがない、と思っていますでしょ。その仕事ぶり、指示、

全てにおいて残念な場面ばかり目につきます。特にお客様との対応で、“あれではダメだろう”

というシーンがありますよね。社内の調整も後手になることが多く、関係者からクレームが

来がち。「上」の覚えもよろしくない。あんな風になりたくない・・・、そんな上司ですよね。

 

直接的な被害もありますよね。上司が「上」の指示をよく理解していないので、何度も

作りなおす羽目になっていますよね。日常的にはメールで指示を仰いでも返信が来るのが遅く、

しかも、GoなのかNo Goなのかわからない返事。結果的に待っていた時間が無駄になります。

 

平日にやればいい打ち合わせを上司の都合で休日に設定され、家族や恋人、友人との時間が

取れなくなると、“いい加減にしてくれ”という思いになりますよね。

 

他にもあります。

 

“ここだけの話”として、本来は関係者限定のはずの人事情報を話してきませんか。

“君を信頼して話してるんだよ”という体ですが、自分の話もどこかで話されそうな気が

するので、うっかり大事なことを言えませんよね。

 

自腹でご馳走してくれたこともありませんよね。けちですよね。一緒に食事に行きたい

わけではありませんが、ちょっとしたときに、上司なんだから払ってくれてもいいですよね。

 

見た目も嫌。話している姿を見るだけで嫌。こうなると生理的にダメということになり、

採用時にお世話になった人事担当者に退職をチラつかせながら異動申請する。

この展開は珍しくありません。

 

しかし、そのアクションを採る前に考えてほしいことがあります。なぜ、そんなにダメダメな

人が「管理職」をやっているのか。“無能な上司”の下に就くことはどこに行ってもあります。

その度に退職していたら履歴書が汚れます。

 

「上」や人事の見る目がない、のではないのです。他にやれるヒトがいないからなのです。

特に中小企業の場合にはそうです。選択の余地がないのです。

 

ダメダメ上司も可哀そうです。上司として、どう振る舞うべきかの指導を受けたことも

ありませんし、ロールモデルもいない。そんな中での管理職登用のケースがほとんどです。

部下が期待するような「上司像」を演ずることなど到底できません。

 

「上」もそこはよくわかっています。それでも、「上」はそのダメダメ管理職に何かを期待して

、その役割を担ってもらっているわけです。それは何でしょうか?

 

ここを冷静に考えてみてください。自分の上司という目線で考えると“一緒に働きたくない”

という気持ちだけが膨らんできますが、違う目線でその上司を見てみると思わぬ側面が

見えてくるものです。

 

「あの上司の下から逃れたい」と思っているときは自分の世界が狭くなっています。

そこには上司と自分しかいません。しかし、その上司を客観的に見てみると世界が

広がります。気持ちの上で余裕が出ます。

 

更に良いのはその上司を反面教師として、そうならないようにしよう、と観察すれば

いいのです。学びは他でもできます。そこは自分次第です。ということで、

無能な上司のせいで早まって退職を考えたり、無理な異動申請をするのは止めましょう。

(もったいない)

 

 

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