柴田励司の人事の目

Indigo Blue メールマガジン

Vol.681 ヒトとヒトをつなぐ

ヒトとヒトをつなぐのが好きです。

 

知り合いのAさんとBさん。お互いにお互いのことを知りませんが、引き合わせたら

面白い展開が期待できそう、と思ったら、会食みたいな場を仕込む。こんなことを

繰り返しやっていたら、面白い知り合いがたくさん増えました。この引き合わせ、

自分よりも世代の上の方の組み合わせでセットすることが多かったです。

 

やはり、先輩方はいろいろな経験をしています。その経験値が融合する瞬間に

同席できるのは幸せなことです。

 

こういう付き合いを進める上で大事なことは、そこで“営業しない”

“営業されない”だと思います。一緒の時間を過ごす以上の目論見がある会は

変な緊張感があって楽しくありません。食事という漢字は「人に良い事」と書きます。

まさにそれだけが目的の会です。

 

場の設定は重要です。基本的には個室です。食事も美味しくなければダメ。

サービス側のホスピタリティも極めて重要。これらの条件を満たせるレストランは

そんなにないので、いきおい決まったお店になります。決まったお店になりますと、

サービススタッフも私の期待値を知ってくれますので、設営面で安心できます。

ちなみに私がこういう場で利用させていただいているのは、「神田聖橋亭」

「Hilltop Casita」「アークヒルズクラブ」「槐樹(八芳園)」です。

 

この3年ほど、諸般の事情により(この言い回し鉄板ですね)この“つなぎ”を

やってこれませんでしたが、最近また始めつつあります。今後は同世代、

下の世代もありで行こうと思っています。

 

手始めに大学のクラス同窓会を企画しました。1985年3月に卒業以来、実に33年ぶり。

Facebookでつながっていた同窓の仲間数名と相談して先日開催しました。

連絡をとるのも一苦労。ソフィア会(上智大学のOB会)を通じて、連絡先を入手。

しかし、結構な数が「不明」。そこで、SNS検索エンジンなどを駆使したり、

“もしかして**さんのこと知りません?”的なアプローチを行い、

39名中36名まで連絡先を確認。結果として18名が参加。33年ぶりなので、

見た目はかなり変貌している人もいましたが、話し始めると昔のまま。

 

この感じはいいですね。

 

その後、京王プラザホテル時代の組合の同窓会に参加。この組合活動があったから、

今の私があるようなものです。人事諸制度なるものに正面から向き合った最初が

これでした。また、組合有志による年齢、部署関係ない勉強会も非常に楽しく、

これが私がリードする多くのセッションの原体験になっています。

 

当時の委員長のIさんは私が目標とする「自由人」。ああいう60代を迎えたいなあと思います。

 

やはり、ヒトとヒトとの接点がいろいろな事につながっていきます。最近、エンタメを

志向する若者の話を聞く機会が増えているのですが、彼ら彼女らにとってのエンター

テイメントは何か、と聞きますと、“バーチャルアイドル”という答えが多く、

衝撃を受けました。しかも、なぜ、”バーチャル“がいいのか、と聞きましたら、

「生の人は言うことを聞いてくれないから。これはがびーんです。

 

生身のヒトとヒトのつながりからいろいろなことが生まれます。創発されます。

しかし、そういう機会がないのでしょう。むしろ可哀そうなことです。“大人”として、

そういう若者に“ヒトとヒト”との会合の場を体験してもらおうと思っています。

 

それにしても本当に感謝。今の自分があるのはそうしたふれあいをつくっていただいた

皆様のおかげです。

 

 

おまけー1:インフルで倒れて以来、朝のジョギングをお休みしていたのですが、

本日復活。たちまちに右膝を痛めました・・・ 無理はいかん。

 

おまけー2:記憶力に自信がありません。言ったのに!系の注意をよく受けます。

ごめんなさい、みなさま・・・(これって認知症の始まりか・・? (+o+))

 

おまけー3:こういうのを見つけました。行きたい。

https://www.ktv.jp/btf/index.html